おぴんちブログ

お役所は簡単なことをややこしくしています。

八士業などはその分野の専門家です。相続関係の専門家はどの士業さんですか。

ネットでは、いろいろな士業が遺産相続業務に参入しているようですが、一士業ができる訳ではなく提携している他の士業の協力を得て行っているようです。ですから○○事務所によっては大部分が「丸投げ」も考えられます。JAバンク・銀行・信託銀行などは当然その方式ですので、結果として高いということです。

①弁護士:トラブル・裁判調停に発展しそうな遺産相続向き

②税理士:税理士は相続税の申告が業務 遺産相続手続きは提携している行政書士司法書士が行う 相続税の申告がない場合は税理士に依頼する必要はない

行政書士:様々なケースに対応した不動産や預貯金などの遺産相続手続き ・不動産業の免許を持つ行政書士が相続不動産の査定・売却・相続人への分配 ・戸籍収集

司法書士司法書士は登記の専門家 不動産の相続登記=不動産の名義変更 預金・株式・投資信託など 不動産登記だけの司法書士 相続税の申告が必要な場合でも税理士の紹介を行わず名義変更のみの業務で 終わる司法書士などさまざま

⑤銀行・信託銀行・JAバンク:銀行や信託銀行が直接遺産相続手続きを行うのではなく、提携している司法書士や税理士を紹介する窓口のみ 費用は高い

弁理士知的財産権に関する問題の解決が専門

問題のない相続は③+④、税務申告が必要な場合は③+④+②、「トラブル・裁判調停に発展しそうな遺産相続」は③+④+②+①、が士業とのお付き合いのようです。それらの理由が⑤の出番なのでしょうか。それには『税務申告』と『 トラブル』の有無がわかれば先に進めそうです。

しかし、実際は遺産相続に強くない事務所、遺産相続に強くない○○士さんがやっている場合も多いと聞きます。遺産も多種多様ですので、『遺産相続専門の税理士』さんがいると聞きます。若い○○士さんが並んでいる写真なんかを見ると、『全員が遺産相続のアマ』に見えるのは、私ばかりでしょうか。ネットでは遺産相続の仕事を取合っているように見えます。注意しましよう。

以前、この内容に関するサイトを見たのですが見つかりません。再会できたらぜひご紹介させていただきます。